関係者各位
いつも大変お世話になっております。
元道庁職員の鈴木邪道でございます。
標記の件につきまして、下記のとおりお知らせいたします。
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。ただし、記事の内容は筆者自身の経験・視点に基づいて記載しており、広告掲載の有無にかかわらず評価は変えていません。
異動スケジュールと生活インフラの致命的なズレ
官公庁に限らず、いわゆる転勤族と呼ばれる人たちは、毎年のように短期間で生活環境を切り替えることを求められます。
私が道庁職員として勤務していた頃も、異動内示が出てから実際に赴任するまでの期間は非常に短く、3月中旬から下旬に内示、4月1日には新天地で業務開始、という流れが当たり前でした。
当時は制度の内側にいたため、それを疑問に思うことはあまりありませんでした。
しかし、あらためて生活者の視点で考えると、このスケジュールはかなり無理があります。
特に問題なのは、生活インフラの中でも「インターネット環境」が、この人事制度とまったく噛み合っていない点です。
今の時代、ネット環境は“後回し”にできない
かつては、引越しに伴う手続きといえば、電気・ガス・水道、それと役所と郵便局への転居手続きが中心でした。
しかし現在では、インターネット環境は生活の前提条件になっています。
仕事、行政手続き、銀行や証券、サブスクリプション、各種認証手続きなど、あらゆるものがネット接続を前提に設計されています。
にもかかわらず、人事制度は昔のままです。
異動の準備期間は短く、「生活の立て直しは各自でどうにかするもの」という前提が変わっていません。
この状況を冷静に見ると、人事制度(異動)と生活実態の間に大きなズレがあると言わざるを得ません。
様々な赴任地を経て行政経験を積むという制度の趣旨そのものを批判するつもりはありませんが、少なくとも現代の生活環境を十分に考慮しているとは言い難いです。
北海道庁の退職理由に“広範な北海道エリアの異動”も大きな理由の一つとしてあるようですが、これは“引越することが嫌だから”というよりは、“引っ越しに伴う手続きが大変すぎるから”というのが実態に近いのではないでしょうか。
“引越貧乏”というやつです。
在職中は見えなかった「ポケットWi-Fi」という選択肢
正直に言うと、私自身が在職中にポケットWi-Fiを真剣に検討したことはありませんでした。
固定回線を引くのが当たり前で、それ以外の選択肢はほとんど意識していなかったからです。
しかし、今振り返ると、それは制度に思考を合わせてしまっていた結果だと感じます。
異動直後は、新居が決まっても回線工事まで数週間かかることがあります。
立ち会いが必要な場合も多く、仕事が始まってからの調整は簡単ではありません。
単身であればまだしも、家族帯同の場合、ネットが使えない期間があるだけで生活は一気に不安定になります。
この「空白期間」をどう埋めるかという観点では、ポケットWi-Fiは非常に合理的な手段だと思います。
転勤族の家庭にとって現実的な通信手段
実際、私の父も民間企業の転勤族ですが、数年前の異動の際にはポケットWi-Fiを利用していました。
当時は深く考えていませんでしたが、今考えると、転勤族の家庭にとっては非常に理にかなった選択だったと思います。
今回取り上げる「縛りなしWiFi」も、そうした文脈で見ると理解しやすいサービスです。
契約期間の縛りがなく、最低1か月から利用できる点は、いつ異動になるか分からない立場の人にとって心理的な負担が小さいです。
また、端末代がかからず、送料も無料で、申し込みから発送までが早いという点も、異動直後のドタバタ期には助けになります。
固定回線の完全な代替というよりも、「当面の通信環境を確保するための現実的な選択肢」として捉えるのが適切だと感じます。
制度が変わらない以上、個人が備えるしかない
異動内示が遅く、準備期間が短いという構造は、すぐに変わるものではありません。
若手職員や家族を持つ世帯ほど、この影響を強く受けますが、制度側が十分にケアしてくれるわけでもありません。
だからこそ、個人ができる範囲で備えておくことが重要です。
「知らなかった」「考えたことがなかった」で困るのではなく、選択肢を知っておくだけで救われる場面は確実にあります。
この記事は、特定の商品を強く売りたいというよりも、
次の異動でまた慌ただしくなるかもしれない人(特に全道に1万人を越える道庁職員)に向けて、元職員の立場から共有しておきたい実感をまとめたものです。
制度と生活のズレは、現場にいたからこそ見えるものです。
そのしわ寄せを受けるのは、いつも職員個人と家族です。
少なくとも、備えるための情報だけは、手元に置いておいて損はないと思います。
以上、転勤制度とネット環境の致命的な噛み合わなさについてお知らせいたしました。
何卒よろしくお願い申し上げます。
令和8(2026)年1月28日
北海道庁生存戦略部
異端企画局
内部是正推進課非公式記録整理係
主事 鈴木邪道
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